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「シベリア抑留とは…」展〜酷寒の地に捨てられた60万余〜

酷寒の地にて…
日本が降伏したのち、ソ連は日本兵をロシア全土に連行した。その数、60万余。長期間にわたって、かれらを強制労働させた。
このうちシベリア地区には最も多くの人が送られた。かれらは、酷寒・飢餓・重労働という三重苦に苦しめられた。そして、多くの犠牲者が出た。
死亡した人、6万余。11年間も抑留された人びともいる。
しかし、シベリア抑留についてはいまだに分かっていないことも多い。
今回の展示では、実物資料や体験画などを通じて、シベリア抑留の実態にせまっていく。

展示内容
1.シベリア抑留とは?
2.抑留の要因
3.抑留生活
4.ラーゲリでの楽しみ
5.引き揚げとその後
小和田光さんの体験画です
小和田光さん・作
小和田光さん・作
 
期間/ 2002年10月11日〜2003年2月23日
会場/ 旧静岡平和資料センター
 
展示室のようす
正面のようすです
静岡県をはじめ、全国の方々からシベリア抑留にかかわる実物資料・写真・公文書(複写)など約100点をお借りして展示しています。
これで-40℃をしのいでいた!
実物資料や体験画が展示してあります
↑会員の小和田光さんが描いた厳冬の木材伐採風景。その下に展示したのは、ユーラシア協会から借用したフェルト製の長靴・2人用のノコギリ・斧等、現場で使った珍しい実物資料です。 数多くの体験画や実物資料が展示されています
 
主催/静岡平和資料館をつくる会
後援/静岡市・静岡市教育委員会
資料提供/ 海野幸正、小和田光、望月かね(以上静岡市)、望月寅雄(富士市)、三村節(水戸市)、ユーラシア協会 その他