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地にひそむ…対人地雷展U
対人地雷の廃絶を願って
●戦争の未処理兵器「対人地雷」によって年間2万人(1日に50人、30分に1人)の犠牲者が出ています●生き残った人たちは手足をもがれ、家族の生活は悲惨です●まだ世界の90カ国に、7000万個の地雷が埋もれていて、人に踏まれるのを、ひそかに待ち続けています。こうしている間にも世界のどこかで犠牲者が出ているかもしれません。●このままでは、子どもたちが大人になった後までも、悲劇は限りなく続きます。●今回の展示をとおして、子どもたちに、「対人地雷の問題」を知ってもらい、地雷廃絶と被害者救援に向けてどう向き合うか考えてほしいと願います。
長期間にわたるリハビリ生活を送らねばなりません
生きる希望をとりもどすために…
撮影地:アフガニスタン
第1部/写真展・『地雷原に住む人びとを撮る』
期間/3月21日〜4月20日 会場/旧静岡平和資料センター
気鋭カメラマン5人がよせる「地雷廃絶への願い」。40点の作品と現場からのエッセイを展示。
第2部/『子どもたちのための悪魔の兵器・対人地雷』展
期間/4月25日〜6月8日 会場/第1部に同じ
1. これが『対人地雷』だ 対人地雷の各種実物・模型
2. 地雷による恐ろしいケガ 被害者の悲惨な現状
3. 被害者を救う国際的援助 被害者手づくりの義足も
4. 命がけの地雷除去作業 金属探知機、地雷犬も使って
5. 現地での地雷回避教育 ポスター・絵本などの実物教材
6. 地雷廃絶へ『オタワ条約』 世界各国の現状と、日本の課題
7. 地雷のビデオ上映

展示室のようす
地雷模型
地雷の実物や模型も展示
義足も
実際に使用された義足も展示

展示会のようす
若い高校生も見学しました
高校生も見学に訪れました
展示係りの説明を聞いています
説明を聞いています

地雷展、その後…
高校の文化祭にて
高校の文化祭にて
高校の文化祭にて
展示品を見ています
地雷展Uは、Tと同様に、展示の貸し出しの申し込みが相次ぎました。県内外の展示会や高校の文化祭などで、巡回展示を行なっています。上の2枚の写真は、愛知県の聖カピタニオ女子高校の文化祭のようすです。生徒会の企画として地雷展が行なわれました。2003年9月27日付けの『中日新聞』でも、そのようすは紹介されました。対人地雷廃絶に向けて小・中・高校生が大人以上に強い関心をもってくれました。
この問題をとおして、戦争と平和、人道問題を真剣に考えあう子どもたちに感動します。


主催/ 静岡平和資料館をつくる会
共催/ 静岡市国際交流協会
後援/ 静岡県・静岡市・静岡市教育委員会
協力/ JCBL(地雷廃絶日本キャンペーン)・難民を助ける会・希みの会・カレーズの会・日本赤十字社静岡県支部・国際ソロプチミスト静岡