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戦時官製ポスター 展

展示期間:2013年6月7日〜2013年8月11日    会場:静岡平和資料センター

               NNNドキュメント「135枚の証言 遺された戦争ポスター」(2012年10月・信州テレビ制作)より

 戦時中、国民に戦意高揚を図るため製作された135枚の戦争ポスターが、長野県阿智村に残されている。
 終戦後、国はGHQの検閲を逃れるため、それらの焼却処分を命じた。しかし、旧会地村(阿智村)の原弘平村長(享年59)は、命令に背いてポスターを自宅の土蔵にしまいこんだ。戦地から生きて帰ってきた三男・好文さん(90)だけに、その存在を告げていた。

 「いつか役に立つだろう…」と。半世紀以上もの間、光の届かない蔵に眠り続けた135枚。その一枚一枚からは、かつて日本が突き進んだ戦争への道のりが浮かび上がってくる。
 取材で見つかった原村長の日記に綴られていたのは、長男と次男を戦争で失った悔悟と反戦への思いだった。そして今年、村の高校生が、ポスターが語る戦争を学ぼうと動き始めた。
       【リンク: ドキュメント「135枚の証言 遺された戦争ポスター」(投稿動画)】

長野県下伊那郡阿智村に、国策宣伝のためのポスター135 枚が残されています。これは昭和12 年の日中戦争から昭和20 年の敗戦に至る8年間の国家総力戦時代に作られたものです。今回は、これらポスターのうち30 枚を展示し、日本政府はどのような段階を踏んで国民を戦争へ向かわせたのか、その経緯をたどります。

   展示のポスター(一部)
金も総動員国債を買って国民精神総動員週間海軍志願兵徴募貯蓄運動1 貯蓄運動2労務動員1 労務動員2陸軍少年飛行兵 北満へ湧き立つ感謝 遺族援護

   展示場の様子
展示場 展示場

展示場

【写真右下:国民精神総動員のポスターは総動員運動が始まった1937年(昭和12年)に日本を代表する画家・横山大観を起用して制作された。】

  

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